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RFターミネーター

高周波回路では、使っていないポートをそのまま開放すると、反射や測定誤差、信号品質の低下につながることがあります。そうした場面で重要になるのがRFターミネーターです。評価・試験設備から通信機器、同軸配線まわりまで、終端処理はシステムの安定性を支える基本要素のひとつです。

このカテゴリでは、SMA、SMB、N、MCX、BNCなどのRFシリーズに対応する終端部品を中心に、周波数帯域、インピーダンス、接続形状の違いを踏まえて選定しやすいように製品を掲載しています。既存の同軸系統に適合する部品を探したい場合にも、比較検討の起点として活用しやすい構成です。

RF接続系で使用されるターミネーターのイメージ

RFターミネーターの役割と必要性

終端の目的は、伝送路の特性インピーダンスに合わせて不要な反射を抑えることにあります。特に高周波では、わずかなミスマッチでも測定結果や伝送特性に影響しやすく、空きポートや未使用ラインの処理が重要です。

RFターミネーターは、試験器の未使用ポート、分配器や切替系の端末、同軸ラインの終端などで広く使われます。構成によってはRFケーブルアセンブリと組み合わせて使われることも多く、配線全体で整合を取る視点が欠かせません。

選定で確認したいポイント

まず確認したいのはインピーダンスです。一般的な50Ω系だけでなく、用途によっては75Ωや93Ωの終端も使われます。機器やラインの仕様と異なる値を選ぶと、本来の終端効果が得られません。

次に重要なのがコネクタ系列と接続形状です。SMA、SMB、N、MCX、BNCなど、現場で使われるインターフェースは多岐にわたります。オス・メス、プラグ・ジャック、PCB実装向け、フィードスルー型なども含め、接続対象との物理的な整合を確認する必要があります。

さらに、最大周波数や許容電力も見落とせません。低周波帯では問題なく見えても、GHz帯で使う場合には性能差が大きく現れます。接続先が計測系であれば、周波数帯域に余裕を持たせて選ぶことが実務上有効です。

カテゴリ内で見られる主なタイプ

このカテゴリには、一般的な同軸コネクタ形状に対応した終端部品が含まれています。たとえば、SMA系は計測や高周波モジュールで使われやすく、N系は比較的堅牢な接続が求められる設備まわりで見かけることが多い構成です。SMBやMCXのような小型系は、実装スペースや機器構造に合わせて選ばれます。

また、単純な終端プラグだけでなく、PCB向けやフィードスルー型のように、機器構成の中で役割が異なるものもあります。接続変換が必要な場合は、単体の終端だけで解決せず、RFアダプターとの組み合わせを前提に構成を見直すと、より適切な選定につながります。

掲載製品の一例

高周波帯での使用を想定する場合、周波数上限は重要な比較軸です。たとえば、Hirose ElectricのHRM(G)-300-467B-1はSMA系で28 GHzまで対応し、Mini-CircuitsのANNE-50E+は1.85 mm系で65 GHzまで対応する製品例として参考になります。評価環境や測定系で帯域を重視する場合、こうした仕様差が選定に直結します。

Nシリーズでは、Hirose Electric N-TMP-5(40)やHUBER+SUHNER 65_N-50-0-1/133_NEのような50Ω品に加え、HUBER+SUHNER 65_N-75-0-11/133_NEのような75Ω品もあり、ライン規格に応じた選択が可能です。小型コネクタ系では、Amphenol RF 142270や142200のSMB対応品、HUBER+SUHNER 65_MCX-50-0-4/111_NEのMCX対応品など、接続方式に合わせた終端部品を比較できます。

メーカーごとの検討ポイント

掲載ブランドの中では、Hirose ElectricAmphenol RF、HUBER+SUHNER、Mini-Circuitsなどが代表的です。それぞれ対応シリーズや周波数帯、実装形状の傾向が異なるため、まずは現在使用中のコネクタ系列と用途から絞り込むと選びやすくなります。

たとえば、計測用途では帯域や整合を重視し、設備配線では接続の堅牢性や取り回しも含めて確認するのが一般的です。メーカー名だけで決めるのではなく、シリーズ、インピーダンス、性別、周波数レンジ、取り付け方法を合わせて見ることが、ミスマッチを減らす近道です。

周辺部品とあわせて見直したい構成

終端部品は単体で選ぶよりも、接続系全体の中で考えると失敗を減らせます。たとえば、現場ではコネクタ変換、延長、試験治具との接続などが同時に発生しやすく、終端だけ合っていても全体でインピーダンスや接続規格が揃っていないケースがあります。

そのため、必要に応じてRFコネクター、同軸コネクターや関連アクセサリーも併せて確認すると、構成全体の見直しがしやすくなります。試験・保守用途では、交換対象がターミネーターそのものなのか、接続部全体なのかを切り分けて考えることが重要です。

用途に合った終端選定が、RF系の安定動作につながる

RFターミネーターは小さな部品ですが、高周波システムでは反射抑制や測定再現性に関わる重要な要素です。50Ωか75Ωかといった基本条件に加え、コネクタ系列、オス・メス、周波数帯域、実装形状まで確認することで、用途に合った選定がしやすくなります。

このカテゴリでは、実装系から同軸接続系まで幅広い終端部品を比較できます。既存設備の置き換え、試験環境の整備、新規設計での部品選定など、目的に応じて必要な条件を整理しながら製品を確認してみてください。

























































































































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